2013/02/22
2013年2月度 宮城のパトロール(その1)今月も元気に宮城県に行ってきました。
横浜の社員さんからは、
『専務!元気ですね。寒いところに行ったり来たり。
毎月、よく体がもちますね。』
と言われ、
『まだまだ若いからね!』って返しておきました。(汗)
健康第一! 元気は大切ですネ。
皆さんも健康第一でお願いします。
先日ご来店いただいたお客様に、
『専務のブログ読んでるよ!家作りの参考にさせてもらっているよ!』
って声をかけて頂きました。
とっても嬉しかったです。
私のつたないブログでも、楽しみにしてくれる人がいると思うと、
若くなくても元気がわいてきました。(笑)
塩竃市の名物を調べました。
塩竃市と言えば、塩竃神社。
参拝に行くと、正面入り口付近に『おさんこ茶屋』さんがあります。


おさんこ茶屋さんの看板商品は
元祖 五色だんご!!!

ずんだ、あんこ、くるみ、ごま、みたらし
の5つの味が一度に楽しめるおだんごです。
塩竃で頑張ってくれている社員さんも、
美味しい、美味しいって食べていました。(笑)
塩竃は港町です。


横浜に似ています。
きれいな静かな港町を一日も早く、もとどおりのきれいな街に震災復興します。
2013/02/23
2013年2月度 宮城のパトロール(その2)私たちの仕事で一番大切なことは、安全です。
現場で働く人の安全。
そして、現場周辺の人たちの安全です。
現場周辺の人たちの安全では、
工事現場に隣接して住んでいる人や、
現場周辺の歩行者、通行車両などがあげられます。
工事現場では、クレーン等の大型の建設機械も使用されたりして、
いったん事故が起きると、大災害になりやすい特徴があります。
安全に作業するためには、そこで作業している一人一人が、
不安全な行動をしないことが、求められます。
その為に私たちは毎朝、朝礼を実施しています。



全員でラジオ体操を行い、その日の作業での注意事項を伝えられます。



その後、作業現場ごとに、KYKといわれる、危険予知訓練を行います。
作業の中にどのような危険が待ち受けているか?
みんなで安全に作業する方法を確認しあいます。
一件の事故も起こすことなく、
東日本大震災の復興活動を続けていきたいです。
2013/02/25
2013年2月度 宮城のパトロール(その3)塩竃市内で大震災によって壊れた下水管をなおしています。

この現場は、下水管が埋まっている深さが深いので、特殊な工法で修理します。
地下5メートルぐらいのところに下水管が埋められています。
塩竃市は港町で、海からの距離も近くて、潮の干満の影響を穴を掘っているとすぐにうけてしまいます。


そこで薬液注入工法による地盤補強方法と、
シートパイル打ち込みによる山止め工法を併用して、
下水管の修理をする方法がとられました。
薬液注入工法が終わり、シートパイルの打ち込み作業に現場は入りました。

こんなに長〜いシートパイルといわれる鋼板を
クレーンと特殊な機械を使って地中に打ち込みます。

シートパイルを特殊な機械を使って地面に打ち込みます。

シートパイルの打ち込みが完了しました。

シートパイルを打ち込んだ真ん中を掘り下げます。
ビル工事や地下室を持つ住宅工事などにも、これらの工法は使われます。
特に横浜は山坂が多く、よう壁だったり地下車庫だったり、
土木工事の技術が必要な宅地が多いです。
宅地や造成工事でわからないこと、心配なことがありましたら、
お気軽に私にお尋ねくださいネ(笑)
2013/03/11
2013年2月度 宮城のパトロール(その4)塩竃市で東日本大震災で壊れた下水管をなおしています。


海岸から近いため、砂地の地盤が多く、
干潮や満潮の影響を受けやすく、
下水管をなおすために、穴を掘ると土が崩れてきて思うように作業が進みません。
近くの道路には、あれから2年が経とうとしているのに、
アスファルト舗装に当時の傷跡がはっきりと残っています。



一日も早い復興を祈っています!
2013/03/13
2013年2月度 宮城のパトロール(その5)がんばろう!東北
あれから2年になります。
地震で壊れた下水管をなおしています。

下水道管が埋まっている道路には、水道管やガス管、
NTTなどの地下埋設管も埋まっています。
そして、案外それらの管は道路の端っこの
同じような場所に埋められています。
道路の真ん中だと、メンテナンスの時に面倒ですからね。
しかし、この埋め方が今回の下水道工事の、修理工事を難しいものにしています。
土の性質は、一度掘ると崩れやすくなります。
下水道管を修理するのに、水道管やNTTなどの管を埋設するため、
一度掘っているところを、掘らなければなりません。
掘ると、土がどんどん崩れてきます。
そのため、特殊な“山止め”と呼ばれる道具を使います。


山止めを先行で設置して、土を掘る方法です。
工事現場は危険です。
事故も起き易い環境にあります。
私たちの現場では、使用する道具の整理整頓をするようにしています。

きれいに整理整頓している現場では事故率が下がるようです。
また、現場の作業を指揮する、作業主任の皆さんと一緒に、
安全に工事をすすめるための勉強会も、随時行われています。



現場で作業してくれている皆さんを、私たちは事故から守ります。
2013/03/14
2013年2月度 宮城のパトロール(その6)東日本大震災で傷んだ道路をなおす工事を行っています。



道路には地割れの後が、今もなお当時を思い出せるほど
生々しく残っています。

道路に接している民家のよう壁も傾き、壊れかけています。
また、道路の雨水排水を行っている、側溝も大地震によって壊れていました。

現場は、道路も下水道もまだまだなおっていません。
一日も早くもとに戻せるよう頑張ります。
2013/03/15
2013年2月度 宮城のパトロール(その7)がんばろう!宮城
地震で壊れた下水道をなおしています。
復興へ頑張ろう! みやぎ
を合言葉に復興工事が急ピッチで行われています。

塩竃港近くのこの現場は、潮の干満の影響をすぐに受けます。
おまけに、超軟弱地盤で下水管の工事現場としては最悪です。
薬液注入工法といわれる、地盤の補強改良工事を行い、
地盤の崩壊を防ぎながら、下水管をなおします。
薬液を作っているプラントも道路に一時的に作らせていただきました。


薬液の施工中です。



薬液注入工事が終わり、地盤の補強工事が完了すると、
いよいよ、壊れた下水道管を掘り出して、なおします。
2013/03/16
2013年2月度 宮城のパトロール(その8)仙台市の北部に位置する富谷町に、町営住宅を新築しています。
平屋建ての素敵な町営住宅です。



2LDKの間取りで、1棟に2戸づつの計8戸の新築です。
町営住宅ですから家賃も低く設定されているようで、
ちょっとうらやましいです。(笑)

青竹を使ったフェンスもおしゃれです。
被災された方にも貸し出しする計画もあるようです。
早くお引渡しできるよう、ラストスパートです。
2013/03/18
2013年2月度 宮城のパトロール(その9)がんばろう! 宮城
地震で壊れた下水道をなおしています。
幹線道路の下にも下水管は埋められています。
その下水管も、今回の東日本大震災で壊れています。



このあたりの土は海の近くなので、軟弱地盤です。
土を掘った時に、土が崩れないようにしっかりした土留め工事が必要です。


鉄板で出来ている土留めを、掘りながら沈ませて設置します。
山留め設置後は、掘った穴に誤って落下することのないように、
落下防止ネットを設置します。

歩行者通路を確保し、工事場所とわける事は
第三者の災害防止の上で、とても大切なことです。
