仙台・石巻・大崎市・東松島市の注文住宅なら中鉢建設

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ふっこう日記
2012/11/30
11月度 宮城の現場パトロール(その1)

仙台市の隣接に塩竃市(しおがまし)があります。
塩竃の現場事務所には、『がんばろう塩竃』の看板をあげています。

『がんばろう塩竃』の看板

3.11で高波が襲い、川を逆流して宅地に洪水をもたらしました。
そのため、河川の堤防の高さをかさ上げし、洪水を防ごうと工事をすすめています。

河川の堤防の高さをかさ上げし、洪水を防ごう

大地震で崩れたよう壁も河川から撤去し、新しいよう壁が完成しました。

塩竃市は港町で、人口一人当たりのお寿司屋さんのお店の数が日本一とか。
まだ、その味にお目にかかっていませんので、早めにごちそうになりたいと思っています。
そのことが、震災復興につながると思います。




2012/12/3
11月度 宮城の現場パトロール(その2)

宮城県塩竃市(しおがまし)の下水道工事現場です。
3.11により、地中の下水管が壊れ、改修工事をします。

宮城県塩竃市(しおがまし)の下水道工事
宮城県塩竃市(しおがまし)の下水道工事""宮城県塩竃市(しおがまし)の下水道工事

市街地や工場地帯の下水管が壊れ、下水管が壊れたままで汚水が流れ出ている状態です。
汚水は地中にしみこみ、汚水の流れるみず道をつくります。

結果、みず道付近は地盤沈下の原因を引き起こし、2次的な被害へとつながります。
一日も早く、壊れた下水道管を修理する必要があります。

修理する時には、壊れた下水管を掘り起こしますが、付近は汚水で悪臭状態です。

壊れた下水管を掘り起こします

酸素欠乏症に注意して、工事にあたらなければいけません。




2012/12/4
11月度 宮城の現場パトロール(その3)

こちらの現場も、宮城県塩竃市の下水道工事現場です。

塩竃市の下水道工事現場塩竃市の下水道工事現場

この現場は塩竃市の中心部で飲食店の多い地域です。
3.11で壊れたり、波を打っているように折れ曲がった下水道の本管がまだそのままになっています。
生活で発生した汚水は通常、汚水本管を流れて下水処理場に流れ処理されます。

ところが汚水本管が壊れて、汚水を流せません。
流れない生活汚水は行き場を失い、地中にたまります。
一部は水みちをつくり流れます。
これらの生活汚水は地盤を弱くしたり、汚水処理もなされないので衛生上も問題です。
このままでは、2次的な被害が起きます。

下水の復旧工事は、時間を争います。
一刻も早く修理しなければなりません。
無事故で下水道管の修理工事に取り組みたいです。




2012/12/6
11月度 宮城の現場パトロール(その4)

仙台市の北側に富谷町があります。
富谷町から受けた町営住宅の建設現場です。

木造平屋建てです。
横浜ではめったに平屋建てはありません。
やはり、土地代の関係なのでしょうか?

この町営住宅の隣接に、使用中の住宅がありますが、
3.11で家を無くされた方も、お住まいになっているようです。
このあたりは海からはずいぶん離れているので、津波の影響は受けません。
住まいのことで困っている人が多くいますので、町営住宅ができると利用したい人は大勢いるようです。

現場は基礎工事が完了し、上棟して木工事に入りました。

木工事に入りました木工事に入りました
木工事に入りました

木工事に入る注意点として、基礎工事で基礎コンクリートが十分固まってから上棟すること。

基礎コンクリートが固まる前に振動を与えて、クラックなどひび割れさせないように十分強度が上がってから工事をする必要があります。