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ふっこう日記
2015年7月2日
大地震時の避難路を作る工事を行っています!


3.11東日本大震災で高波の被害を受けた宮城県岩沼市
私たちの会社では、大地震時の避難路を作る工事を行っています。


太平洋に面した岩沼市。
宮城県岩沼市は仙台市の南に位置し、
太平洋の海岸線が東部に広がります。


この地域は東日本大震災で大津波の被害を受けた地域です。
おおよそ、1階部分が津波につかったとのこと。
2〜3メートルの津波が住宅や田畑を襲いました。
防風林は高波の被害を受け、無残な状態で残っています。
波打ち際に、高波よけのテトラポットが延々と続いています。
防波堤の工事が延々と海岸線に続いています。


そこで、今後あってはいけないことですが、
念のため、大津波が襲ってきたときの避難道路を造ります。

大地震時の避難路

大地震時の避難路


すでにある道路を広げて、避難用の歩道を造ります。
農業用の水路を造りかえ道路を広げます。
広がった道路の一部に避難用の通路を作ります。

大地震時の避難路

大地震時の避難路

大地震時の避難路


再びあのような被害を受けないために、私たちにできることを継続します。




2015年7月3日
宮城県七ヶ浜町で被災者用の宅地を造成する復興工事を行っています


宮城県七ヶ浜町。
太平洋に面した七つの砂浜を持つ海の町。
そこは3.11東日本大震災で甚大な被害を受けました。
町役場には当時の大津波が街を襲ったときの状況や
トルコからの緊急支援救助のようすを展示していました。
ネパールで起きている悲劇と同じ様子が思い出されます。


三陸町では防災対策庁舎の保存問題がニュースで流れています。
被災地の実態は、まだまだとても復興が進んでいるとは言えない地域がたくさんあります。
復興したくても発注、監理する公共機関の役人さんが不足しています。
工事を請け負う建設会社の監督さんや職人さんも不足しています。
建設資材の異常な高騰もあり復興工事が思うように進みません。


2011.3.11
この日、愛する家族や大切な住まいをなくされた方は大勢います。
あらためて、天国に行かれた方々のご冥福をお祈りいたします。
そして、あらためて故郷の復興のために
お役に立てるように頑張ることを誓います。


七ヶ浜町の被災者の方々は、
七ヶ浜中学校のグランドに建てた仮設住宅で生活されています。


当初、2年の期間で決められた仮設住宅は、
4年を過ぎた今、5年間利用するように改正されました。
点検をして、不備がある仮設住宅は必要に応じて修理しているようですが
もともと2年間の予定で急きょ突貫工事で建設した仮設住宅です。
暮らしている人たちの不便さが聞こえてくるようです。


そんな七ヶ浜町で、市街地復興土地区画整理事業を行っています。
私たちの会社では公共施設の整備工事を担当しています。
工事は被災した道路の整備工事から進めています。

七ヶ浜の公共施設の整備工事

七ヶ浜の公共施設の整備工事

七ヶ浜の公共施設の整備工事


海が近いので、地盤があまり良くないところが多いです。
住宅地内の道路を造る工事をしていますが、
地盤が軟弱なため改良工事を行っています。

七ヶ浜の公共施設の整備工事

七ヶ浜の公共施設の整備工事


3年前の新入生も一人前の監督さんとして現場で大活躍しています。

七ヶ浜の公共施設の整備工事


工事にたずさわってくれる人たちの健康と安全に工事が行われることを目指します。
七ヶ浜町にお住いの人たちのお役に立てるように
仙台支店の社員さんたちと一緒に頑張ります!!!



2015年7月10日
福島県の相馬市と南相馬市に行ってきました!


3.11東日本大震災の被害をもっとも大きく受けた場所。
東京電力福島原発の影響を受け、
想像をはるかに超えた被害がいまだに現地には残っています。


相馬駅に立ち寄りました。
風情がある駅舎でした。

相馬駅事

相馬駅事


時刻表を見てビックリしました!
地震の大津波で線路が流され
電車の復旧がいまだになされていません。
相馬駅から北には、
代行バスが市民の交通手段になったままでした。

相馬駅事


福島県の実態を調査して、
これから私たちができることを探していきたいと考えています。
当社の社員さんの中には、南相馬市の出身者もいます。
故郷の復興に対する思いは私と同じです。
原発事故という特殊な事情の中で、

私たちにできることをコツコツ続けていきたいです。