仙台・石巻・大崎市・東松島市の注文住宅なら中鉢建設

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ふっこう日記
「2014/02/15」
塩竃市で3.11東日本大震災で壊された下水道管をなおしています。

使用中だった下水道管が大震災によって壊されました。
下水道管は蛇行したりつぶれたりして壊され、
汚物は処理場に流れなくなりましたが、
生活排水は人々が生活している以上、どんどん流されます。

結果、壊れた下水道管のまわりは
生活廃水の溜まり場になっています。
大震災からもうすぐ3年経ちますが、
今でも、そのような地域はまだまだ残っています。



この地域もそんな一部です。
塩竃市は港町です。
海水の影響をまともに受ける地域です。

下水道管を修理するためには、
掘った時に地盤が崩壊しないように、
薬液注入工法などの地盤を強化する
地盤改良工事を先行して行なわなければなりません。


薬液注入工法を行なうには、大量の薬剤を液体状にして
地盤に注入しますので、注入薬剤を現場で作るための
プラント施設も必要になります。



大震災は一部ではなく、そこにあるもの全てを壊します。
修理工事を行っていると、大震災の凄さや恐ろしさを日々感じます。
被災地の冬は特に寒いです。

一日も早く、本当の春がおとずれることを祈ります。


「2014/02/14」
3.11東日本大震災で被災した宮城県七ヶ浜町で排水路の整備工事を行います!

宮城県七ヶ浜町は東日本大震災で甚大な被害を受けた街です。
地名のとおり、七つの浜を持つこの街は
震災後海水浴場は閉鎖され、
悪夢の3.11から時間が止まっています。

堤防を乗り越え津波が街を襲いました。
大津波は堤防を越え、道路を超え、ガードレールをなぎ倒し
住宅を飲み込みました。
堤防より低い住宅地は全て大津波に飲み込まれ
小高い住宅だけが被害を逃れました。

この地域の排水路は、震災の影響で大きな被害を受け
生活廃水や雨水排水がきちんと排水できなくなりました。
そこで、今回の排水路整備工事となりました。



低地で海の近くの工事なので、
側溝を入れるために土砂を掘りますが、
ドロドロ状態で工事を困難にしています。



側溝用に掘った穴に基礎砕石を敷きならし、
基礎コンクリートを打設して、
側溝を並べる準備が完了です。


側溝は工場で作られます。
大型のトレーラーで現場に搬入されます。



この地域は、海のとてもきれいな海水浴場だったようです。
一日も早く、震災前に復興してもらいたいです。


「2014/02/13」
3.11東日本大震災・仮設住宅で使えなくなった七ヶ浜中学校の仮設グラウンドをつくります。

宮城県七ヶ浜町
太平洋に面した海の町
そこは3、11東日本題震災で甚大な被害を受けました。
町役場には当時の大津波が街を襲ったときの状況や
トルコからの緊急支援救助のようすを展示していました。

私たちが震災復興のお手伝いをさせていただいている街は
仙台市と海に面した北側の塩竃市、内陸部の富谷町が中心でした。
理由は他の地域に比べて震災復興の関連工事がいち早く発注されたから。

被災地の実態は、復興したくても発注、監理する公共機関の
役人さんが圧倒的に足りなくて、事を起こせないでいました。
日本全国からの応援と、市町村同士で役人さんの派遣行為が
行われるなどして、震災復興は確実に一歩一歩前進しています。

2011.3.11 
この日、愛する家族や大切な住まいをなくされた方は大勢います。
あらためて、天国に行かれた方々のご冥福をお祈りいたします。
そして、あらためて故郷の復興のために
お役に立てるように頑張ることを誓います。

七ヶ浜町の被災者の方々は、
七ヶ浜中学校のグランドに建てた仮設住宅で生活されています。
そのため、七ヶ浜中学校の生徒さんたちは
これまで、グランドを使えませんでした

隣接する調整池を造成し、新しいグランドを新設します。
大きなため池と雑木林でしたが
土砂を運び込み、急ピッチで盛り土工事が行なわれています。



工事にたずさわってくれた人たちが頑張ってくれたおかげで、
仕上げ工事に工程は進みました。
砕石を敷き均し、その上に砂を敷き詰めて
グランドをつくっていきます。



一日も早くグランドを造り、七ヶ浜中の生徒さんたちが
おもいっきり運動ができて、笑顔や笑い声がたくさん飛び交っている。
そんな、グランドをつくりたいと思います。

七ヶ浜中のみんな!
待っててね!