仙台・石巻・大崎市・東松島市の注文住宅なら中鉢建設

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ふっこう日記
2012/06/29

6月度 宮城県のパトロール (その1)

6月の仙台支店、施工現場のパトロールの前に
【石巻】と【女川】に視察に行ってきました。

1年と3ヶ月が過ぎました。
石巻の様子です。

石巻石巻

火災が起きた学校は、そのままでした。



海に近い住宅地は、建物が片付けられていました。


大震災の復旧は、海岸近くだけ、取り残されています。
土地利用の計画が、土地所有者の同意を得られず、難航しているようです。
元の街に戻るのは、いつの日でしょうか・・・。


2012/06/30

6月度 宮城県のパトロール (その2)

女川の様子です。
女川

3.11の時、津波の高さは、なんと20mを越えて、
静かな港町をひとのみにしたそうです。
女川にある高台の病院まで、津波がおしよせたそうです。


きれいに片付けられた港町に、
大津波で流されたと思われる3階建てのビルが横たわっていました。


津波の大きさを物語っています。
このまま、この倒れたビルを残すのでしょうか?
このビルを見るたびに、当時を思い出し、心が痛む人も多いのではないでしょうか・・・。


2012/07/02

6月度 宮城県のパトロール (その3)

塩竃(しおがま)の駅近くで施工中の、下水道工事現場です。

塩竃湾の河口近くで、潮の影響を受けます。
大震災で護岸の石積みよう壁が倒れ、倒れた石積みよう壁の改修工事です。

大地震で河床に倒れた石積みよう壁を撤去してシートパイルを打ち込み、
河川を間仕切り、よう壁を造ります。
塩竃下水道工事塩竃下水道工事


ところが、倒れたよう壁を、河床から撤去するのが大変です。
20トンから30トンぐらいのよう壁が、水中にあるのです。

土のうで、間仕切り、大型ポンプで排水して、倒れた石積みをあらわし、
小さく壊してから、廃棄します。

潮の干満の影響で、せっかく排水した作業場に、海水が入ります。
NHK番組 【プロジェクトX】のような現場です。



塩竃市の震災復興のお役に立ちたい一身で、監督さんも、作業員さんも
一生懸命に作業してくれていました。


2012/07/03

6月度 宮城県のパトロール (その4)

大雨で河川が氾濫し、工事中の橋脚(橋の足)部分が冠水したこともある、
鼻毛橋の橋脚部分の補強工事が完了しました。
護岸も元に戻され、いかにも、丈夫そうな橋に生まれ変わりました。




2012/07/10

6月度 宮城県のパトロール (その5)

仙台市内にある、鼻毛橋の耐震補強工事現場は、
道路部分の舗装工事の施工中でした。
切削機といわれる、大型の建設機械で、アスファルト舗装を削ります。



道路が凸凹になったところで、工事をしている様子を見たことがある人も、
多いのではないでしょうか。
道路の凸凹を削り取り、新しい舗装をして、道路を平らに改修するケースです。

鼻毛橋の場合は、これとは少し違います。
アスファルト舗装部分を削り、橋のコンクリート部分をあらわします。
橋台といわれる部分です。

この部分には、長年、雨水や車の振動など、さまざまな外部要因により壊れている部分があります。この壊れた部分の治療をしてから、アスファルト舗装をします。

道路幅が狭く、片側交互通行での作業のため、
通行中の皆様には、大渋滞にて、ご迷惑をおかけしました。
通行中の皆さんごめんなさい



2012/07/12

6月度 宮城県のパトロール (その6)

仙台市内にある、鼻毛橋の耐震補強工事現場です。
橋の補修工事をするためには、足場をつけて、墜落しないように工事を進める必要があります。
ビルなどの工事現場で見る足場と、ほとんど同じです。

足場をつけたビルや橋を、皆さんは外部から見たことはあると思います。


内部は、こんなふうになっています。



作業する人の安全を第一に考えて
足場は作られています。

そして私は今また、仙台に来ています。
新しい、震災復興のための工事もスタートしています。