仙台・石巻・大崎市・東松島市の注文住宅なら中鉢建設

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ふっこう日記
2012/09/06
8月度 宮城県のパトロール (その1)

毎月仙台に行き、震災復興で発注された公共工事や、被災された方々の、
お住まいを改修工事させていただいてる現場を巡回してきます。

震災復興のための公共工事が発注され始めましたが、まだ始まったばかりです。
これって遅くないですか?

決められた手続きとはいえ、震災復旧工事で、急がれているはずです。
市民に不便な生活をさせとくルールも、時には臨機応変な対応が必要だと思います。

仙石線 本塩竃(しおがま)の駅近くで施工中の、下水道工事現場です。
仙石線は、震災で流され、不通になっている線です。
一部路線で折返し運転がされているようです。

この現場は、塩竃湾の河口近くで、潮の影響を受けます。
大震災で護岸の石積みよう壁が倒れ、
倒れた石積みよう壁を改修工事しています。

大地震で河床に倒れた、石積みよう壁を撤去して、シートパイルと呼ばれる鋼矢板を打ち込み、
河川を間仕切り、間仕切った部分の川の水を排水し、よう壁を造ります。
建物が河川の近くまで建てられていますので、対岸から大型クレーンを使い、
石積みよう壁のコンクリートを打設します。




水を締め切る工事が、潮の影響をもろに受け、狭いスペースの中での作業となる為、工事も難しくなります。
石積み工事の裏込めコンクリートは、バイブレーターなどのコンクリート締め固め機材を用いて、必要とされるコンクリート強度を確保するよう、注意して施工します。



この日は横浜では気温が32度でしたが、仙台はなんと33度でした。
横浜より仙台が暑い一日でした。



2012/09/08
ちょうど一年前に、東日本大震災を受けて、故郷、宮城県の復興のお役に立とうと
仙台支店を開設しました。
良いものを、より安く、より安全に。

『私たちをとりまく、みんなの幸せづくり』が経営理念です。
経営理念に向かって、私たちに出来ることをコツコツ続けていきたいです。



この現場は塩釜市の下水道工事現場です。
震災により、被害を受けた下水道管を復旧します。

下水道管を埋設するため穴を掘って入れ替えます。
このあたりは、海からも近く、軟弱地盤です。
そのため、穴を掘る前に、地盤改良工事を行います。


薬液注入工法という地盤改良の方法で、
既存の地盤を固め、地山の崩壊を防ぎます。

この地域の周辺では、下水道管の被害が大きく、
このような下水道管の、災害復旧工事が何箇所も行われています。
一日も早く復旧出来るように、頑張ります!